「ゲームとギャンブルの境界線が無くなりつつある」…。このことに疑いの余地はありません。ここでは、最近のギャンブル業界の流れやリスクについて知ったうえで、法的措置などを検討していきたいと思います。ゲームの媒体、サービス、ゲーム製品、ギャンブルの政策などについては、日々白熱した論争が起きていますが、結局のところ、ギャンブルとゲームには大きな違いはないのです。

個人的には、ギャンブルとゲームは色々な面で似ていると思います。ギャンブル業界での常識として、「ゲーム」と「ギャンブル」という用語は同じ意味を持ちます。ギャンブルとゲームの境界線が無くなりつつある状況は、すべての国でギャンブルが合法であるべきことを示唆しているともとれます。一部の国では、ゲームは合法であるのに、ギャンブルは違法です。筆者の意見としては、この矛盾は無くすべきだと考えています。

そもそもですが、ゲームとギャンブルは密接な関係にあります。ギャンブルもゲームも、娯楽であるという点では同じです。どちらも面白く、運が絡む遊びです。この点から言うと、ギャンブル業界はあくまでも”ゲーム”を提供し、ギャンブラーは”ゲームのプレイヤー”という形でギャンブルに熱中します。

興奮すればするほど、ギャンブルする回数が増える!

ギャンブル業界において、「興奮」と「ギャンブルをする回数」は同義です。ギャンブルとゲームの唯一の違いは、ギャンブルに勝つには運が必要で、ゲームに勝つにはテクニックが必要だという点でしょう。ギャンブルとゲームがお互いの性質を持ち合わせることで、ギャンブルもゲームもより興奮できる遊びになります。それこそが数多くのプレイヤーを惹きつける理由でしょう!

激しい興奮であればあるほど、プレイヤーをより熱中させますが、ギャンブルとゲームの近似性についてはまだまだ研究が必要です。ギャンブルをするためにゲームを遊ぶ場合、あなたはゲームをしているのではなく、ゲームに似たギャンブルをしているのです。逆に、ギャンブルに熱中しているときは、ギャンブルに似たゲームを遊んでいると言っていいでしょう。

電子機器を通じたギャンブルは、「ゲーム寄りのギャンブル」のいい例です。例えば、スロットマシンはまるであの有名なテレビ番組そのものです(分からない方はすみません…)!ですので、某テレビ番組を見るのも、スロットを回すのも、まったく同じ楽しみ方をしていると言えるでしょう。最近のギャンブルは、プレイヤーのテクニックが試されるものもあるので、一概に「ギャンブルの勝ち負けは運次第」とは言い切れません。

ゲームはテクニックじゃない?

本来、ゲームとは、プレイヤーのテクニックによって勝敗が決まるものですが、最近のゲームは、運さえよければ、テクニックが無くても勝ち続けることができてしまいます。いずれ、ギャンブルがプレイヤーのテクニックを競う遊びになり、逆に、ゲームは運を試す遊びに変わる日が来るかもしれません。事実、最近のゲームの多くは、従来はギャンブルでしか見られなかった要素を含んでいます。

つまり、ゲームがギャンブルに近づき、ギャンブルがゲームに近づいているのです。ゲームを遊んでいると思いきや、実際はゲームに似たギャンブルをしている…。逆に、ギャンブルをしていると思いきや、実際はギャンブルに似たゲームを遊んでいる…。そんな状況が一般的になりつつあるのです。